ネコソギラジカル

ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い
ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い

「生きている以上、世界の終わりを物語の終わりを、諦めることはできない」“人類最後の遊び人”たる「狐面の男」は「ぼく」こと“戯言遣い”に断言する。玖渚友との決別。想影真心の暴走。そして、復活する哀川潤……。シリーズすべてを貫く伏線の楽譜(スコア)は絡まり合い、一気に奔流(クレッシェンド)をはじめる! そして、そして、そして、そして、そして──、ゼロ年代の小説界を駆け抜ける新青春エンタの決定版中の決定版、〈戯言シリーズ〉、その最終楽章となる『ネコソギラジカル』三部作、ついに大団円(フィナーレ)! 完全燃焼、西尾維新!!