芥川賞、直木賞候補作決まる
日本文学振興会は4日、第134回芥川賞、直木賞の候補各6作を発表した。選考委員会は17日午後5時から東京都内で開かれる。候補作は次の通り(敬称略)。
〔芥川賞〕伊藤たかみ「ボギー、愛しているか」(「群像」12月号)▽絲山秋子「沖で待つ」(「文学界」9月号)▽佐川光晴「銀色の翼」(「文学界」11月号)▽清水博子「vanity」(「新潮」10月号)▽西村賢太「どうで死ぬ身の一踊り」(「群像」9月号)▽松尾スズキ「クワイエットルームにようこそ」(「文学界」7月号)。
〔直木賞〕伊坂幸太郎「死神の精度」(文芸春秋)▽荻原浩「あの日にドライブ」(光文社)▽恩田陸「蒲公英草紙」(集英社)▽恒川光太郎「夜市」(角川書店)▽東野圭吾「容疑者Xの献身」(文芸春秋)▽姫野カオルコ「ハルカ・エイティ」(文芸春秋)。
あれ〜、伊坂氏は「魔王」がくると思っていたのに未読の「死神の精度」が候補になってしまいましたか・・・。そして何と何と荻原浩、恩田陸、東野圭吾と誰を応援してよいのか分からないくらい好きな作家が集まってしまいましたが、よく考えたら読了しているのは「あの日に」と「容疑者」だけなんですよね。伊坂、恩田の二作は積読ですし。そうなるとやはり荻原氏の「あの日にドライブ」と東野氏の「容疑者」を応援したくなってしまいます。東野圭吾はミステリ関係では三冠王ですがこれで直木賞をいよいよ受賞するのでしょうか?そして我らが荻原氏(←意味不明)、これでもっともっと知名度があがって彼の素晴らしい作品が売れまくることを願うのでどうぞ受賞しますように。なむなむ。
芥川賞候補作品は↓の6作品です。こちらはどれも未読なので・・・。芥川賞って新人さんのイメージがあったのですが絲山さんの名前があるのはちょっとビックリ。前回は直木賞候補だったのに、何でまた芥川賞なんでしょう。
伊藤たかみ「ボギー、愛しているか」(「群像」12月号)
絲山秋子「沖で待つ」(「文学界」9月号)
佐川光晴「銀色の翼」(「文学界」11月号)
清水博子「vanity」(「新潮」10月号)
西村賢太「どうで死ぬ身の一踊り」(「群像」9月号)
松尾スズキ「クワイエットルームにようこそ」(「文学界」7月号)。