1月注目新刊

のだめカンタービレ』の15巻限定版。今回の限定版特典は、なんと!『のだめ』ファンなら誰もが知っているキャラクター、マングースのぬいぐるみ付き! のだめが学園祭で”ラプソディ・イン・ブルー”を演奏したシーンを再現! さらに、このマングースはただのぬいぐるみではありません!お腹をおすと「ギャボッ」と鳴く機能付きです。ボールチェーンも付いていて携帯やバッグのアクセントとしても◎、デスクに置いて癒やしアイテムとしても使えます!

探った。知った。真実が視えた。
盲目の霊能力者と彼女を支える仲間たち。
過去の事件の真相と、不思議な事象の真実を次から次へと暴き出す、ユーモア・ミステリー!

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盲目の能上あや子は、霊に悩む人々の災いを鎮める自称「霊導士」。ちまたでは人気霊能者で通っている。テレビに出演し、依頼者の相談を受け、霊視をするが、実は、彼女を支えるスタッフたちが収集する情報で霊能力があるかのように装っているだけだった。睡眠中、金縛りにあい、覚えのない痣や傷ができている若妻(「かなしばり」)や、友人の狐憑きを疑う中年女性(「目隠し鬼」)、地下室から聞こえる幽霊の声に悩む主婦(「あめふらし」)など、依頼者の住宅へ侵入したりなどして、その原因をスタッフが探り、あくまで霊視しているかのように伝えるのだ。
やがて、週刊誌の記者があや子の能力を疑いだし、調査に乗り出すのだが・・・。

1984年の夏に起きた連続幼児誘拐殺人事件。それが親子3代にわたる担当刑事一家と偏愛的美意識を持つ犯人との宿縁の始まりだった。

春朗合わせ鏡
春朗合わせ鏡
posted with 簡単リンクくん at 2006. 1. 7
高橋 克彦著
文芸春秋 (2006.1)
近日発売 予約可

勝川派の青年絵師・春朗(後の北斎)が、絵師ならではの鋭さで巷の事件の謎をとく! 江戸情緒と浮世絵の魅力溢れる傑作時代ミステリー。2002年刊「だましゑ歌麿」、2003年刊「おこう紅絵暦」の姉妹篇。

内容説明
掟破りの島抜けをした「私」に襲い掛かる数々の危機。裏切りと騙し合いの東京裏社会を舞台に「女」の必死の逃亡劇がいま始まった


最後の狩人 Last trapper
ニコラ・ヴァニエ作 / フィリップ・ミニョン絵 / 河野万里子訳
小峰書店 (2006.1)
近日発売 予約可

カナディアンロッキー大自然の元で暮らす狩人たちの生活を克明に描き、自然を守る大切さを教えてくれる絵本。来春、映画上映予定。

内容説明
時間的同一性交換により過去へ向かった男の運命を描く表題作、アキバ系科学幻想譚「シュレディンガーのチョコパフェ」ほか10編。